『われ広告の鬼とならん電通を世界企業にした男吉田秀雄の生涯』を読んだ

今週のお題「読書の秋」

 

われ広告の鬼とならん―電通を世界企業にした男・吉田秀雄の生涯

われ広告の鬼とならん―電通を世界企業にした男・吉田秀雄の生涯

 

 電通鬼十訓を作った人の伝記。これ読んでないと広告業界の人にモグリと思われると思って読んだ。少年ジャンプくらいの分厚さがあってチマチマ一ヶ月くらいかけて読んでた。
鬼十訓のインパクトが強すぎるけど、それが一人歩きしているのは違う、と思える吉田さんの優しい側面を偲ぶエピソードが多々あった。登場人物も100人は軽く超すと思う。広告のビジネスモデルの歴史的変遷がよく理解できた、ラジオからテレビへのシフトした時代の早さや、その牽引役をしているシーンが結構胸熱だった。